あいうえお○

好きなものについて、つらつらと。

神様はじめました

 

 

さて。

前回お狐男子について述べましたところ、どうしようもなく狐男子が恋しくなって本棚から引っ張り出してきました。

 

狐男子といえばそう!この人!

神様はじめましたより神使の巴衛くんでございます。一時期どハマりしていたので、一気に読み返してしまいました。

 

連載終了してから読むとまた一味違いますね。

それではせっかくなので、キャラクターについてを含めて、感想をば。

 

【桃園奈々実】

主人公です。

まともな人間なら拗らせても致し方ないような生い立ちをしていますが、それを全く感じさせない驚異的な精神力をもっているので、清く正しく真っ当に育った元気っ子少女です。なんてゆーか、ノー天気とかもうそんな次元の話じゃないと思うのは私だけ、、、?

 

それに加えてかなりのお人好し、巴衛の忠告もなんのその、やれアッチも大変コッチも大変と、やたらめったら首を突っ込みまくります。その為終盤死にかけたりしますが、正直よく今まで無事だったなとゆー若干の自業自得感が否めないアレなので、なんというか流石に巴衛のアノ表情を見たときには主人公よりも私達読者の方が切ない気持ちになりました。

 

しかしまぁ、基本的にはカラッとしたいい子なので奈々実の事はまぁ好きな部類の主人公だったなぁと思います。

 

【巴衛】

件のお狐男子様です。

本来は大妖怪と恐れられる野狐。

500年前、ミカゲの神使になる際、記憶を封印されて居ます。解けると死んじゃうとんでも時限爆弾付き(こう書くとミカゲがすごい悪い奴みたいだけど笑)

 

なんでも出来ちゃう雅でスマートな奴です。今も昔も妖怪も神使も、女の子の趣味は変わらないようです。自分の思い通りにいかないちょっぴり阿呆な女の子が好き。

 

最終的に、念願叶って人間になります。

 

ざざっと説明しましたが、数あるお狐キャラの中でも、さすがは少女漫画というだけあって、破壊力が凄まじいです。読んだら最後、必ずや巴衛の虜になるでしょう。いや、なってください←

 

最強(高)の狐キャラだと私は思います。

 

 

【ハイライト】

読み返してみると、悪羅王編もまぁ面白いなと思ったのですが、ハイライトといえばやはり過去編でしょう。

 

過去に好きになった人の生まれ変わり的なのは、まぁよくある話ですが、それはそれで、切なくて好きな設定ではあるのですが、神様はじめましたの「解」は、これが一番幸せな結末だなと思いました。そうきたのね。

まぁ、奈々実ちゃんの性格上切ないという感情にベクトルが向きにくい上に感情移入もしにくいので、そういった意味でもベストアンサーだったなと思っています。

 

タイムリープモノには付いて回る矛盾には、まぁ目をつぶったとしてもとてもいいお話でした。個人的にはミツハちゃんのくだりで毎回泣きますね←そこ

 

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

まぁ、大した事は書いてないですが。

 

神様はじめましたは、アニメから入ったのですが私の妖ブームの先駆けだったかなぁと思います。あくまで私の、ね。

 

ハナエさんが歌う曲も全部可愛いし、アニメのテンポも良くて、かなりの良作だったと思います。

 

原作派の人もぜひアニメの方も見てみてください。何より動く巴衛に会えますよ。

 

それでは。